未分類

ワークショップをはじめたらーマインド編

投稿日:2018年6月9日 更新日:

いざ、ワークショップ当日①

打ち合わせに打ち合わせを重ね、会場の下見も準備も万端。人前に立つって恥ずかしいし、緊張するし、口も乾くし、うまくしゃべれない。みんなこっちを見ている。なんだかさっきから手に汗、バレないように平気なふりをしているけど、本当は震えが止まらない。頭も真っ白ー。

みんな最初から上手、ではない。まず最初の一歩を踏み出すことは皆に共通していること。確かに向き不向きはあるかもしれないけれど、慣れもおおいに関係がある。度胸がつくってやつです。それでもあまりにも緊張が止まらないときは、「緊張しています」と宣言してしまうのもいい。そしてこれは僕の秘密にしておきたかったことなんだけど、人から好かれる方法を伝授します。それは「失敗やミスをごまかさないこと」、すなわち「カッコつけない」こと!ごまかさずに素直に失敗を認めると、人ってその人のことを応援したくなる。失敗したときの表情や様子って、その人らしさがとてもチャーミングに見える瞬間です。ごまかしたり無かったことにしようしたり、取り繕ったりしようとすればするほど、イタい。イタく見える。

皆でここまで企画を練り上げたワークショップをできれば成功させたい。それは当然の気持ち。何をもって成功とするのかはまた別の話だけれど、失敗を過度に恐れる必要はないってこと。内輪で行うような気心の知れた参加者が多いワークショップであったりするならば、むしろ、どんどん失敗をした方がいい。その経験がないと次に繋がらない。失敗したらラッキーぐらいに捉えてほしい。このやり方は違うんだと知ることができることは財産になる。

チームメンバーのミスも笑って許せるか。あいつがあそこでミスったから今回のワークショップはうまくいかなかったんだ。そんな風に思うときはワークショップってそもそもなんだっけ?と思い返してほしい。

僕たちは子供のころから失敗しないように、間違わないように、気を付けながら生きてきたように思う。一度失敗したら取り返しがつかないーそんな失敗なんて本当は無いんじゃないかな。いつでもやり直せばいいし、やり方が違うことが分かっただけであって、そもそも失敗なんてものは幻なんじゃないかと僕は思っている。幻を恐れるなんてそんなことばかげてる!と僕は思うけど、君はどうかな?

失敗してもいいんだ、許されるんだという雰囲気が参加者に伝わったら、その日のワークショップはほぼ成功したと言っても過言ではない。僕たちからどんどん失敗の見本を魅せていこう!

 

 

 

 

-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ワークショップの世界①

対話型鑑賞とは 対話型鑑賞という言葉を聞いたことがあるでしょうか。美術館でも対話型鑑賞ワークショップを開催しているところが最近多いように感じます。対話型鑑賞とは1980年代半ばに、アメリカのニューヨー …

no image

ワークショップの世界②

ワールドカフェとは 皆さん、カフェはお好きですか?僕は好きです。コーヒーが好きということもありますが、雰囲気のいいカフェとか、なんかほっとします。リラックスできてくつろげる感じ。実際に店名でもありそう …

no image

ワークショップと多様性①

多様性(ダイバーシティ)とは 前回の記事で多様性について触れたけれど、もうちょっと掘り下げようと思う。多様性の言葉の意味としては「幅広く性質の異なるものが存在すること」「相違点」。Wikipediaで …

no image

ワークショップの世界④

インプロ(即興演劇)とは インプロという言葉を聞いたことがあるでしょうか? ワークショップに興味がある人なら、一度は耳にしたことがあるかもしれない。 インプロとは「improvisation」の略称で …

no image

ワークショップに参加することとは

参加したくて参加するのか否か ある目的があって、自分でコンタクトをとってワークショップに参加した。 その目的(内容)に心惹かれてワークショップに参加した。 その目的達成のためにワークショップに参加する …