それは配慮なのか?
ワークショップの内容にもよるけれど、参加者を募るときにどんな人が参加してくれるのか、想像できる?
テーマによってはターゲットをしぼることもあるかもしれないけれど、よっぽど特殊な?テーマではないかぎり「25歳までの女子限定」とか、「子供がいる人限定」とか、そんな風に書かれた募集の案内を見たことが僕はないかも。主催者側が限定をかけないということは、「誰が参加してもOKですよ」と言っているに等しい。そのワークショップに興味を持っているということ以外は、年齢も性別も職業も共通項が無い人たちかもしれないということだよね。
想定外のひと
たとえば、年齢が違うだけでも通じにくい話はあるし、(12歳の人と50歳の人に共通して盛り上がる話の内容はなんだろう?)たとえば会場にちょっとしたお菓子を用意しておいたとして、食物アレルギーがある人にはそれは食べられないものかもしれない。たとえば、エレベーターがない建物の3階に会場があるとして、3日前に足を骨折して松葉づえで来ましたという人がいるかもしれない。数は少ないかもしれないけれど、自分たちが想像もしないような人が参加してくれる可能性はゼロではないってことは分かると思う。
参加者の事前申し込みフォームに性別欄を設ける?
ワークショップと同じぐらい最近よく耳にするワードに「ダイバーシティ」っていうのもあると僕は感じている。「多様性」ってことらしいけど、その言葉を聞いて僕が真っ先に思い浮かぶのはLGBTの人たちのこと。人種と同じようにその性を選んで生まれてくることができない事実に対して、ジャッジをしてしまう人たちが少なからずいるけれど、僕はそれは愚かな判断だなと思っている。ってこれもジャッジか!
見た目では分からない人もいるし、言葉がけにもどんな配慮が必要なのか正直分からない。ほかにも、聴こえない人とか見えない人とかお腹に赤ちゃんがいる人とか(時期によっては)内部障害(身体内部の臓器に障害がある)の人とか、見た目ではわからないけどいるかもしれない。乙武さんぐらい分かりやすいとは限らない。
申し込み段階の始めに、こちらで配慮した方がいいことはありますかと尋ねておくのも親切だなと思う。参加者の背景を知ろうとすること、思いを馳せること、それはワークショップだけでなく君の人生を豊かにすることにもつながるのではないかなと僕は思うよ。
ジョン・レノンだね!(想像してごらん)
ここにもジェネレーションギャップか!笑