未分類

ワークショップと多様性④

投稿日:2018年6月16日 更新日:

ケンカしない方法とは?

国籍、人種、言語、ジェンダー、文化的背景、成育歴、etc・・、自分と同じ人はいない、いるはずがない。ということは、自分と100%同じ思考の人はいないということになると思う。似た人はいる。そしてそういう人とは気が合うということになり仲良くなる確率が高い。気が合う人たちと一緒に居るのは、僕は居心地がいい。そういうコミュニティにいると安心感を得られる。

僕はたぶんノーマルなんだけど(たぶんというのは、まだ経験がないだけであって、何がきっかけでどうなるか分からないと思っているから。ちなみに変身願望はあるので女装してみたいと思っているがまだしたことがない。)ノーマルの女性と付き合って、ひとつの事柄で両者の感じ方は随分と違うんだなという経験はしてきた。それが別れるに至ることになったことももちろんある。身体の構造も違うなら、元々の脳の造りが全く違うのだから、自分と考え方は違うことは仕様のないこと。やっと最近分かってきた。まず自分が他者とは違うということを知ろう。自分の思考の傾向やクセを自覚できたら最高。

自分と他者は違うと知ったうえで、「普通は」の罠

自分の考えがスタンダードだと思いがちな人は、ちょこっとストップして深呼吸したほうがいいかもしれない。普通は、一般的にはこう思うよね!と憤りを感じることは確かにあるかもしれない。それに、いわゆる世間一般での考え方というものはある。けれど、普通=善・普通じゃない=悪 の思考がムクムク出てくるのは危険。間違っていない、間違っているのジャッジを下すことと、※クリティカルシンキングは別物じゃないかと僕は思う。

※クリティカルシンキング(批判的思考)とはあらゆる物事の問題を特定して、適切に分析することによって最適解にたどり着くための思考方法である。ただし、「批判」の定義については論者によって異なり、多くは単に否定的になるのではなく、自身の論理構成や内容について内省することを意味する。(Wiki調べ)

 

最適解を求めることとは

問題(となっていること)を客観的にみることが、最適解を導き出すための方法のひとつであると僕は思う。争うことで出てくる結論と、じゃあどうしようかとお互いが内省しながら出した結論が同じであるとは思えない。どちらにも言い分がある。事情がある。ままならないことがある。人生なんてそんなことだらけのようにも思う。いちいちケンカせずに、相手も自分も傷つけずに済む方法を知っていくしかない。

 

-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

ワークショップをはじめたらー技術編

いざ、ワークショップ当日② さて、自分たちの失敗を恐れなくなったら(笑)、参加してくれている参加者に目を向けよう。 1 観察とケア ワークショップの内容にもよるけれど、参加者の身体的精神的両面において …

no image

ワークショップとコミュニケーション③

みんな違って・・・? みんないい。 と、言葉がふと出てきたあなた。素敵ですね。そうです、金子みすゞですね。 金子みすゞ (かねこみすず、1903年(明治36年)4月11日ー1930年(昭和5年)3月1 …

no image

ワークショップと多様性⑤

多様性を認める? ワークショップを行う立場であれ、または参加する立場であれ、自分以外の人との関わりにおいて自分がより柔軟な姿勢でいることは結果利益を得る最も簡単な方法であると僕は考える。 利益を幸せと …

no image

ワークショップと多様性③

排他的と協調的 書いていて思ったけど、普段の生活で「排他的」という言葉を使う機会ってあまりなくないかな?「自分や仲間以外の者を排斥(はいせき)する傾向のあるさま」って、どんなさまだろう?「排斥」(僕は …

no image

ワークショップの世界①

対話型鑑賞とは 対話型鑑賞という言葉を聞いたことがあるでしょうか。美術館でも対話型鑑賞ワークショップを開催しているところが最近多いように感じます。対話型鑑賞とは1980年代半ばに、アメリカのニューヨー …