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ワークショップとコミュニケーション③

投稿日:2018年7月6日 更新日:

みんな違って・・・?

みんないい。

と、言葉がふと出てきたあなた。素敵ですね。そうです、金子みすゞですね。

金子みすゞ (かねこみすず、1903年(明治36年)4月11日ー1930年(昭和5年)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。本名、金子テル。

26歳で死去するまで500余編もの詩を綴ったとされる。

代表作は「わたしと小鳥と鈴と」や「大漁」など。) Wiki調べ。

ACジャパンのコマーシャルで金子みすゞの「こだまでしょうか」が震災後によくテレビで流れていたのを思い出します。

 

「わたしと小鳥とすずと」

わたしが両手を広げても お空はちっとも飛べないが

飛べる小鳥はわたしのように 地べたを早くは走れない

わたしが体をゆすっても きれいな音は出ないけれど

あの鳴る鈴はわたしのように たくさんな歌は知らないよ

鈴と小鳥と それからわたし

みんな違って みんないい

 

この詩の最後に、「みんな違ってみんないい」と出てきます。

いろんな人がいて、いろんな考え方がある。そのことに誰が正しくて誰が間違っていることはないよ、と。

他には、人間向き不向きがあるから、得意なことを伸ばそうよ、的な?

人や物に優劣はないし、みんなそのままで素晴らしい存在だ、とも捉えられます。

ついつい僕たちは、自分の考え方、価値観を正しいと思いがちで、違った考え方に対してジャッジを始めたりしてしまう。そこから諍いが生じたりするから、この詩を誰しもが肚から「そうだよな」と思えたら、平和な世界になる・・・かな?

本当⁈

 

みんな違って当り前

似た考え方、趣味嗜好の人はいるだろうけれど、何から何まで全くおんなじ!って人は、まあ、いないと思う。

劇作家で演出家の平田オリザ氏は、「みんな違うのは当たり前、みんな違って大変なんだ。そこからどうするかが問題。」と、言っていた。

みんな違うね、そうだね。で、終わってしまったら、その先はどうするのか。

違う意見や考え方を、どうすり合わせて、どうしたら、その先に進めていけるのか。

違うね、そうだね、は、小さな子供でもできるかな。

大人なら、そこから先に進めていかなければ。うまく。

 

 

 

 

 

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